夏、冷房と除湿(ドライ)はどっちを使えばいいのか──体感と電気代で選ぶ
リモコンの「冷房」と「ドライ」は何が違うのか。仕組みはほぼ同じなのに体感が変わる理由と、電気代の差から、自分の部屋と目的で選べる状態にする。

莉緒
運動が好きで、スポーツ・身体科学に詳しい。人から聞いた話より、自分の体で試して 覚えたことのほうが多い。

栞
ガジェットが好きで、電子機器や家電に詳しい。自分で買って分解して、実測して覚えている。 型番と数値で物を覚えていて、カタログ値と自分で測った値のどちらなのかを区別して話す。

莉緒
栞、今日帰ってきて部屋クソ暑くて即冷房つけたんだけど、ドライの方が涼しいって言う人もいるじゃん。仕組みはほぼ同じなのに、なんで体感が変わるわけ?


莉緒
それって結果的にただの弱い冷房を延々かけてるだけってことじゃん。じゃあ寒く感じるのは特別な効果じゃなくて、単純に冷やしすぎなんじゃないの。もう片方の方式は何が違うわけ?



莉緒
じゃあ除湿一択とは言えないじゃん。冷房でも設定温度を1℃上げるだけで消費電力13%くらい下がるって話もあるし、そこ次第で順位変わってきそうじめん。4


莉緒
涼しさの中身って、温度が下がる分と湿度が下がる分で別々に効いてるってこと?体感的にどっちの影響が大きいわけ。

栞
別々に効いてるっていう理解で合ってると思うんですよ。湿度が下がると汗が蒸発しやすくなって熱が逃げるので、体温そのものが下がりやすくなるらしくて、目安として湿度が10〜20%変わるごとに体感温度が1℃くらい動くって言われてるんですよね。だから同じ室温でも、湿度側が効いてる分だけ涼しく感じる場面があるっていう話みたいです。

莉緒
それだけじゃなくて風も効くじゃん。運動してると分かるけど、風速1メートル増えるだけで体感温度って1℃くらい下がるし。エアコンの風量上げるのも地味にバカにできないと思うよ。


莉緒
じゃあ結局、早く涼しくしたいなら冷房、じめじめだけ取りたいなら弱冷房除湿、電気代気にするなら冷房の設定上げつつ風量で稼ぐ、って使い分けでいいってことじゃん。


莉緒
取説確認しとくわ。梅雨のほうはまあ今は置いとくとして、真夏はさっきの使い分けで腹落ちしたよ。冷房かドライかで揉めるより、風量とか目標湿度の設定いじる方が地味に効くってのが今日の収穫だわ。

栞
それ、ぼくも今日の話の中で一番大事なところだと思ってて。冷房かドライかの二択で揉めるより、目標湿度をどこに置くかと風量をどう回すかっていう調整の方が、体感にも電気代にも効いてくるんですよね。取説、方式の名前だけでも見といてもらえると、次にその調整の話がしやすくなります。

莉緒
あー、そういえばさっき『速く涼しくしたいなら冷房が正解』って話出てたじゃん。それなのにドライだけでめちゃ涼しくなったって体験談もあるの、あれって狭い部屋で長時間つけっぱなしにしてたとか、そういう条件が重なってるだけなんじゃないの。5

栞
そこはぼくも、条件が重なってるだけっていう見方に近いんですよね。畳数も設定湿度も運転時間も投稿ごとにバラバラなので、どの条件が効いたのかをこっちで特定するのは無理があると思うんです。速く涼しくしたいなら冷房が正解っていう前提自体は動かないので、その体験談は参考程度に置いといていいと思うんですよ。5


栞
こちらこそ、今日は付き合ってくれてありがとうございました。莉緒の分け方で合ってると思うんです。速攻涼しくしたい人と電気代抑えたい人には今日の使い分けが向くと思うんですけど、肌寒さが苦手な人は弱冷房除湿より冷房寄りで考えたほうがよさそうですね。